未経験からITエンジニアに、退職のリアルな話
1 ITへの飛び込み:期待と「やめとけ」の狭間で
1.1 魅力と警告
日本のIT業界は、深刻な人材不足に直面しており、2030年には最大で79万人ものITエンジニアが不足すると予測されています。この状況は、キャリアチェンジを考える人々にとって、ITエンジニアという職種を非常に魅力的に映し出しています。専門知識を身につけたい、将来性のある業界で働きたい、収入を上げたい、リモートワークのような柔軟な働き方をしたいといった動機から、未経験でもITエンジニアを目指す人が増えています。政府もIT人材育成を後押ししており、未経験者採用に積極的な企業も少なくありません。
しかし、その一方で、「未経験からエンジニアなんてやめとけ」という厳しい声もオンライン上では頻繁に目にします。華やかなイメージとは裏腹に、厳しい現実があることも事実です。この記事では、これからITエンジニアを目指す方や、既になったばかりの方が抱えるであろう、この期待と不安のギャップについて、エンジニアの視点からリアルな情報をお届けします。
1.2 数字の先にある「なぜ」に焦点を当てる
では、未経験でITエンジニアになった人は、最初の職場で実際にどのくらいの期間、働き続けるのでしょうか?
残念ながら、「未経験ITエンジニア」に限定した平均勤続年数の公式な統計データを見つけるのは困難です。だからこそ、単に「平均〇年」という数字を追いかけるのではなく、なぜ早期に辞めてしまう人がいるのか、一方で長く続けて成長していく人は何が違うのか、その要因を探ることが重要になります。大切なのは、勤続年数そのものよりも、その期間でどのような経験をし、何を感じたかなのです。
この記事では、業界のデータや、実際にエンジニアとして働く人々の経験談を基に、未経験者が直面するリアルな課題、それを乗り越えて「続ける」ための鍵、そして実践的なアドバイスを掘り下げていきます。
2 定着率の数字:データが示すこと、示さないこと
2.1 全体像:IT業界は比較的「定着しやすい」?
まず、大きな視点で見ると、IT業界(情報通信業)全体の離職率は、他の産業と比較して低い水準にあります。厚生労働省の調査によると、IT業界全体の離職率は、例えば令和4年(2022年)で11.9%、令和5年(2023年)で12.8%と報告されています。他の年の年のデータを見ても、2021年は9.1%、平成29年(2017年)は10.5%となっており、全産業の平均離職率(2021年: 13.9%, 令和4年: 15.0%)よりも低い傾向が続いています。特に離職率が高いとされる宿泊・飲食サービス業(令和4年: 26.8%, 平成29年: 30.0% )と比較すると、その差は歴然です。離職率が最も低い製造業(令和4年: 10.2%, 平成29年: 9.4%)に近い水準であり、「離職率が10%を切れば低い」という一つの目安から見ても、IT業界全体が極端に離職率が高いわけではないことがわかります。
個別の企業を見ても、例えばSHIFT社は2024年8月期実績で6.1%、電通国際情報サービス(ISID)やインフォコムなどは新卒離職率0%という低い数字を公表している企業もあります。
IT業界(情報通信業)の離職率比較
年度 | IT業界(情報通信業)離職率 (%) | 全産業平均離職率 (%) | 宿泊業・飲食サービス業 離職率 (%) | 製造業 離職率 (%) |
---|---|---|---|---|
令和5年 (2023) | 12.8 | - | - | - |
令和4年 (2022) | 11.9 | 15.0 | 26.8 | 10.2 |
2021年 | 9.1 | 13.9 | - | - |
平成29年 (2017) | 10.5 | - | 30.0 | 9.4 |
しかし、この「低い離職率」という数字は、未経験者にとって少し注意が必要です。IT業界は慢性的な人材不足であり、特に経験豊富なエンジニアは引く手あまたです。彼らはより良い条件を求めて転職することもあれば、安定した環境で長く勤めることもあります。後者の層が平均値を押し下げている可能性があるのです。一方で、未経験から入社したばかりのエンジニアは、後述するような様々な壁にぶつかりやすく、最初の1~3年で離職するケースも少なくありません。つまり、業界全体の平均離職率の低さが、必ずしも未経験者の定着しやすさを直接反映しているとは限らないのです。
2.2 欠けているピース:「未経験者」のデータはどこに?
前述の通り、残念ながら「未経験からITエンジニアになった人」だけを対象とした、信頼できる平均勤続年数の公式統計データはほとんど存在しません。
これが、単に「勤続年数」だけで未経験者のキャリア初期を語ることの難しさを示しています。入社後の数年間は、平均的な勤続年数に到達することよりも、最初の会社との相性、提供される研修の質、そして早期に成長を感じられる機会があるかどうかといった要素の方が、その後のキャリアを大きく左右します。
参考までに、新卒全体の3年以内の離職率は約32%と言われており、これは3人に1人が最初の3年で転職を経験することを示唆しています。IT業界に限らず、キャリアの初期段階で転職を経験することは、現代では珍しいことではないのです。
2.3 すべて同じではない:業界のサブセクターによる違い
「IT業界」と一言で言っても、その内実は多様です。未経験者が最初に入社する企業の種類によって、経験や定着のしやすさは大きく異なります。
- SES(システムエンジニアリングサービス):
多くの未経験者が最初に門を叩くのがSES企業です。顧客企業にエンジニアを派遣(常駐)させるビジネスモデルです。メリットとしては未経験でも比較的入社しやすい点が挙げられますが、一方で課題も指摘されています。離職率は10%~30%と幅があり、他の業態より高い傾向が見られます。理由としては、給与が比較的低い、自身で参画するプロジェクトを選べない、スキルが限定的になる場合がある、キャリアパスを描きにくい、そして多重下請け構造(顧客から元請け、二次請け、三次請け…と仕事が流れる構造)の下層になると待遇が悪化しやすいといった点が挙げられます。 - SIer(システムインテグレーター):
顧客のシステム開発を請け負う企業です。特に大手SIerや、メーカー(日立系、NEC系など)の子会社であるメーカー系SIerは、経営が安定しており、福利厚生も充実している傾向があります。そのため、従業員の勤続年数も比較的長く、定着率は高いと考えられます。安定志向の人には向いていますが、企業文化が保守的であったり、年功序列の傾向が残っていたり、給与の上昇カーブが緩やかだったりする可能性も指摘されています。 - Web系企業 / 自社開発企業:
自社でWebサービスやアプリなどを開発・運営している企業です。比較的新しい技術に触れる機会が多く、開発スピードが速い、自分の仕事がサービスに直結するやりがいを感じやすいといった特徴があります。一方で、特にスタートアップ企業などは経営の安定性に欠ける場合があり、大手SIerほどの福利厚生は期待できないかもしれません。また、体系的な研修制度が整っていないことも多く、自走力が求められます。キャリアアップのために積極的に転職する文化があるため、個々の勤続年数は短くなる傾向も見られます。
このように、どのタイプの企業を選ぶかによって、未経験者が最初に経験する環境(研修、業務内容、安定性、給与、福利厚生、成長機会)は大きく異なります。安定を求めるなら大手SIer、スピード感と新しい技術を求めるならWeb系、まずは経験を積みたいならSES、といったように、自身の優先順位と企業の特性が合致するかどうかが、定着を左右する重要な要素となるのです。早期離職の理由も、これらの企業タイプによって異なってくるでしょう。
3 初期のハードル:なぜ、つまずく人がいるのか(エンジニア視点)
3.1 現実とのギャップ:「こんなはずじゃなかった」
ITエンジニアという仕事には、華やかなイメージが先行しがちです。創造的なコーディング、自由な時間、最新技術に囲まれた環境…。しかし、現実は甘くありません。特に未経験者にとっては、想像以上に険しい学習曲線、厳しい納期(のうき)のプレッシャー、地道なテストや保守作業、そして予想以上に多いコミュニケーションの必要性に直面します。
この「理想と現実のギャップ」は、早期離職の大きな原因の一つです。「入社前にイメージしていた仕事内容と違う」、「思っていた仕事と違った」と感じてしまうのです。また、IT業界の技術進歩の速さについていけず、常に勉強し続けなければならないプレッシャーに耐えられないという声も聞かれます。
エンジニアのブログなどを見ると、最初の数ヶ月は「地上で溺れているようだった」、「エラーの濁流に押し寄せられた」、「精神的に押しつぶされそうになった」といった、リアルな苦悩が語られています。ひどい場合には、「エンジニア」として採用されたにも関わらず、コールセンター業務やテスト業務、あるいは全く関係のない作業ばかりさせられるといったケースすら存在します。
3.2 研修ガチャ:「沈むか泳ぐか」の分かれ道
未経験者にとって、入社後の研修や教育体制は生命線です。しかし、その質は企業によって大きく異なります。一部の企業では、手厚い研修プログラムやメンター制度を用意していますが、多くの企業ではOJT(On-the-Job Training)、つまり実務を通じた教育が中心です。
このOJTが、いわば「研修ガチャ」のような状態を生み出します。運が良ければ、経験豊富な先輩が丁寧に指導してくれますが、悪ければ「見て覚えろ」とばかりに放置されたり、十分な準備がないまま難しいプロジェクトに投入されたり、時代遅れの技術しか学べなかったりします。中には、OJTと称して実質的な研修を行わない企業さえあります。
これが、「研修が充実していなかった」、「成長機会が少ない」、「スキルアップできない」といった不満につながり、早期離職の原因となります。
もちろん、エンジニアとして成長するためには、自主的な学習、いわゆる「自己研鑽(じこけんさん)」が不可欠です。未経験から一人前になるには1000時間以上の学習が必要とも言われます。しかし、会社のサポートが全くない状態で自己学習だけに頼るのは、燃え尽きや挫折につながりかねません。特に未経験者は、何から学べば良いのか、自分の学習が正しい方向に向かっているのか分からず、途方に暮れてしまうことがあります。不十分な、あるいは誤解を招くような研修制度は、未経験者の早期離職を招く大きな要因なのです。
3.3 自分の居場所探し:環境と人間関係
働く環境も定着を左右する重要な要素です。IT業界、特に開発現場では、長時間労働や厳しい納期、それに伴うプレッシャーが常態化しているケースも少なくありません。
加えて、チーム内の人間関係やコミュニケーションの問題も大きなストレス要因となり得ます。未経験者は、技術的な知識や経験が不足しているため、チームにうまく溶け込めなかったり、質問や相談がしにくい雰囲気だったりすると、孤立感を深めてしまいます。特にリモートワーク環境下では、先輩の状況が分からず質問のタイミングを逃したり、画面共有でのエラー解決が難しかったりして、コミュニケーションのハードルが上がりがちです。SES(客先常駐)の場合、自社の社員との接点が少なくなり、孤独を感じやすいという側面もあります。
これらの問題は、ワークライフバランスの崩壊や人間関係の悩み、サポート不足感として現れ、離職へとつながっていきます。
3.4 キャリアと報酬の現実
未経験からエンジニアになる場合、給与面での期待と現実のギャップも無視できません。多くの場合、最初の給与は前職よりも低くなる可能性があります。エンジニアは高収入というイメージがあるかもしれませんが、それはスキルや経験を積んだ後の話であり、未経験者は低い単価の案件からスタートすることが多いのです。特にSESの下請け構造の中では、給与が低くなりがちです。
また、将来のキャリアパスが見えにくいことも、モチベーション低下の原因となります。いつまでもテストや簡単な修正作業ばかりで、設計や開発といった上流工程に関われなかったり、同じような作業の繰り返しで成長を感じられなかったりすると、「この会社にいてもスキルアップできないのでは?」という不安が募ります。
結果として、給与への不満や、成長・キャリアパスへの不安が、転職や離職の引き金となるのです。
4 足場を固める:継続と成長(成長実感)の鍵
4.1 環境がすべて:サポート体制の重要性
未経験者が壁を乗り越え、エンジニアとして定着するためには、周囲のサポートが不可欠です。風通しが良く、質問しやすい雰囲気、チームで協力し合う文化がある職場は、未経験者にとって心強い味方となります。これは、人間関係のストレスが離職理由になりやすいことと対照的です。
特に重要なのが、メンターや先輩社員による質の高いOJTです。困ったときに気軽に質問でき、適切なフィードバックをもらえる存在がいることは、技術的なスキルだけでなく、精神的な安定にも繋がります。実際に、ワークスアイディやセラク、パイオネット・ソフト、RJC、テックキャンプの法人研修導入企業など、未経験者の育成に力を入れ、メンター制度や充実した研修を提供している企業も存在します。
体系的な研修プログラムがあればもちろん理想的ですが、それ以上に、日々の業務の中でしっかりとサポートを受けられる環境があるかどうかが、定着率に大きく影響します。サポート体制が手薄な企業では、未経験者は「しんどい」と感じやすく、離職につながりやすいのです。
4.2 上り坂を楽しむ:学び続ける旅
IT業界で働く以上、継続的な学習は避けて通れません。技術は日々進化し、昨日までの常識が明日には古くなっていることも珍しくありません。この「学び続ける」という現実を、単なる「負担」と捉えるか、「成長の機会」と捉えるかが、長く続けられるかどうかの分かれ道になります。
学習を継続するための工夫は様々です。プログラミング自体に楽しさを見出すこと、学習目標を立てること、学んだことをブログやQiitaなどでアウトプットして知識を定着させること、資格取得をマイルストーンにすること、そして一緒に学ぶ仲間を見つけることなどが挙げられます。
多くの未経験者が「専門知識・技術を習得したい」という動機でエンジニアを目指すように、学習意欲そのものは高いはずです。問題は、それをいかに持続可能な形で実践できるかです。ここで、前述したような会社のサポート体制(質問しやすい環境、メンターの存在など)が重要になります。会社が学習を奨励し、サポートする文化があれば、エンジニアは学習を「やらされる」のではなく、「成長のための活動」として前向きに捉えやすくなるでしょう。
4.3 「成長してる!」という実感:成長実感の力
「成長実感(せいちょうじっかん)」、つまり「自分は成長している」と本人が感じられることは、特に未経験者にとって、モチベーションを維持し、困難を乗り越えるための強力なエンジンとなります。最初の苦しい時期を乗り越え、「できることが増えた」「以前は分からなかったことが分かるようになった」と感じる経験は、大きな自信と次への意欲につながります。
では、どうすれば成長を実感できるのでしょうか? それは、学んだことを実際の業務で使う機会を得ること、先輩や上司から具体的なフィードバックをもらうこと、自分の成果が目に見える形(例えば、書いたコードが動く、ブログやGitHubでの活動が評価される)になること、少しずつ難しいタスクに挑戦させてもらうこと、そしてメンターに進歩を認めてもらうことなどによって得られます。
逆に、いつまでも簡単な作業や、開発とは関係のない業務ばかり任されていると、成長を感じられず、やりがいを失ってしまいます。
4.4 給料だけじゃない:働く意味を見つける
もちろん、給与や待遇は重要です。しかし、それだけでは長く続けるのは難しいかもしれません。特に困難に直面したとき、支えになるのは「なぜ自分はこの仕事をしているのか」という内的な動機です。
それは、「人々の役に立つサービスを作りたい」という思いかもしれませんし、「難しい問題を解決する達成感」かもしれません。「一つの技術を極めたい」という探求心や、「チームに貢献したい」という気持ちかもしれません。
大切なのは、「将来性があるから」といった漠然とした理由だけでなく、自分なりの目標やキャリアプランを持つことです。なぜ困難を乗り越えてまでエンジニアを続けたいのか、その理由が明確であれば、モチベーションを維持しやすくなります。
5 先輩エンジニアからのアドバイス:最初の数年を乗り切るために
5.1 実務経験こそ最優先
未経験からの転職で最も重視すべきは、「研修制度の有無」というラベルではなく、「実際に意味のある実務経験が積めるかどうか」です。座学だけでは身につかない実践的なスキルこそが、あなたの市場価値を高め、将来のキャリアを切り開く鍵となります。
たとえ最初の給与や条件が理想的でなくても、実際にコードを書き、問題を解決し、開発プロジェクトに関われる環境を選びましょう。面接では、「未経験者には具体的にどのような業務を任せますか?」「最初のプロジェクトはどのような内容が多いですか?」といった具体的な質問をして、実態を確認することが重要です。研修と称して、エンジニア業務とはかけ離れたタスク(コールセンター、テスト、雑用など)に長期間従事させるような企業には注意が必要です。
5.2 受け身ではなく、主体的に動く
「教えてもらう」のを待つのではなく、自ら学び、行動する姿勢が大切です。分からないことがあれば、積極的に質問しましょう(たとえ聞きにくいと感じても)。先輩や上司にフィードバックを求め、書籍やオンライン教材、社内ドキュメントなど、利用できるリソースは最大限活用しましょう。学んだことをポートフォリオとして形に残すことも有効です。
多くの企業では、このような主体性や積極性が期待され、評価されます。
5.3 事前調査は念入りに
求人票の表面的な情報だけでなく、企業の文化、事業内容(SESか、SIerか、Web系か)、主なプロジェクトや取引先、そして実際の研修・サポート体制について、できる限り深く調べましょう。
面接での逆質問、企業の口コミサイト、社員ブログ、可能であれば現役社員や元社員の話、転職エージェントからの情報など、あらゆる手段を使って情報を集めます。「未経験歓迎」を謳い文句に、劣悪な環境でエンジニアを使い捨てにするような、いわゆる「ブラック企業」を見抜くためにも、事前の情報収集は不可欠です。
5.4 継続は力なり:マラソンだと心得る
未経験からエンジニアになる道は、決して平坦ではありません。最初の数ヶ月、あるいは1年くらいは、苦しい時期が続くのが普通です。周りの経験豊富なエンジニアと自分を比べて落ち込んだり、エラーの連続に心が折れそうになったりすることもあるでしょう。
しかし、諦めずに地道な努力を続ければ、スキルや自信は着実に身についていきます。焦らず、日々の小さな「できた!」(成長実感)を積み重ねていくことが大切です。最初の1年から3年は、エンジニアとしての土台を作るための重要な期間なのです。
6 結論 - スタートを乗り切るだけでなく、キャリアを築くために
未経験からITエンジニアとして働き続けることは、単に「勤続年数を重ねること」ではありません。それは、入社前の期待と現実のギャップを乗り越え、適切なサポートと成長機会のある環境を見つけ、そして自分自身のモチベーションと「成長している」という実感(成長実感)を原動力に、粘り強く努力を続ける、複雑なプロセスです。
これからITエンジニアを目指す方、そしてキャリアをスタートさせたばかりの方には、ぜひ戦略的な視点を持って最初の数年間を歩んでほしいと思います。単に最初のハードルを「生き残る」だけでなく、自分が本当に学び、貢献し、そしてこの変化の激しいIT分野で持続可能でやりがいのあるキャリアを築ける場所を見つけることを目指してください。道のりは確かに挑戦的ですが、正しいマインドセットと環境があれば、必ず乗り越え、その先の成長を掴むことができるはずです。